ハンドドリップの初心者向けにRIVERSのマイクロコーヒードリッパーについてレビューしてみました。
コーヒーを飲むようになったキッカケ
僕は元々コーヒーが飲めませんでした。苦いという理由と飲んだ後ちょっと具合が悪くなるので単純に体に合わないのだろうなぁと思っていました。
しかし、サードウェーブコーヒーがやってきたときにコーヒー器具がよく売れるようになってきたため、ある程度器具のことがわからないと仕事にならないなと思いコーヒーの勉強を兼ねてコーヒーを飲む生活を送るようになりました。
RIVERSのマイクロコーヒードリッパー
挑戦してみたのはこのリバーズのマイクロコーヒードリッパーでした。価格が1000円前後で、フィルターを使用しないタイプに興味があったためこれを使ってみました。
ちなみにリバーズはドリンクウェアにフォーカスしたプロダクトを展開する日本のメーカーです。
マイクロコーヒードリッパーの特徴
円すい型
形は円すい型です。単体では安定しないのでシリコンパーツと一緒に利用します。
フィルターをささえる部分
フィルターをささえるシリコン部分です。65mm以上85mm以下の口のものに利用できるようになっています。
底に4つのメッシュ
底には金属素材のメッシュがファンネル形状で4つあります。ペーパーフィルターよりかは網目が粗いです。
リブはない
内側の溝のことをリブと呼びますが、このフィルターにはリブがありません。リブは一般的には蒸らしの際の空気の量と、伝っていくお湯の流れに影響すると言われています。
マイクロコーヒードリッパーの使用感
穴のサイズやドリッパーの形状によってお湯がドリッパー内に貯まる時間とそれが抽出される時間が変化するのですが、このリバーズのマイクロコーヒードリッパーは底に4つのファンネル形状のメッシュがついており、側面にはリブがありません。メッシュ自体もものすごく細かいためお湯が底に貯まりやすくその量の調節が非常に簡単な設計になっています。
リブがないため表面に上がってくる灰汁(白い泡みたいなもの)も一緒に抽出してしまう可能性もほとんどありません。とにかくお湯を入れすぎないようにドリップすることに気をつけるだけでおいしく淹れることができます。
要するに初心者にも扱いが超簡単です。味も比較的安定して出すことができるため、初めてハンドドリップをするという方には非常にオススメです。
うまく淹れられると蒸らしまでにこんな感じに膨らみます。ペーパーフィルターと比べたら目が粗いのでお湯がそれほどたまらないためしっかりとは膨らみません。
なんやかんやで完成です。
ただ、そのサイズ感から1回で淹れられる量は1人分くらいと思っておいた方が良いです。リバーズさん作成の動画があるのでそれを見て雰囲気を味わってほしいです。
お手入れについて
紙のフィルターを利用しないので洗う時にはそのまま丸洗いすることができます。フィルター部分についたコーヒーのカスは流水をフィルターに直接当てればしっかりと綺麗になります。
しかし、ある程度カスの水気が切れてからでないと上の写真のようにフィルターにこびりついてしまい洗うのが少々めんどくさいので、時間をあけてカスの水気を切ってから洗うことをオススメします。その方がきれいに洗うことができます。
試しに食洗機に突っ込んでみたらフィルターを支えているシリコン部分が一部白くなってしまったりした(全体的にくすんだ)ので食洗機の利用はオススメできません。本体部分だけなら特に問題はありませんでした。
おわりに
リバーズのマイクロコーヒードリッパーについて綴ってみました。初心者でも容易に使用できるのですがその反面、味の調整がほとんどできないので玄人好みではないのかなと思います。
とはいえコーヒーの淹れ方は十人十色。色々な器具を用いて色々な淹れ方を試してみてあなたのベストを模索してみてはいかがでしょうか。
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マイクロコーヒードリッパーは外で使用することも想定してデザインされています。そんな時に一緒にマイボトルやマイタンブラーも持ち合わせておきたいもの。OJILOG的オススメのタンブラーやボトルをまとめた記事を作成しておりますので、下記のリンクよりご一読頂けたら幸いです。