小学校低学年の子でも3分でルールが覚えられるボードゲーム!大人も十分楽しめるおばけキャッチのご紹介!
ボードゲームの魅力に取り憑かれる
昔から興味があったわけではないのですが、ふと友人と足を運んだボードゲームカフェにて時間を忘れるほど楽しんだことをキッカケにボードゲームの魅力に取り憑かれてしまいました。
ボードゲームといったら人生ゲームやオセロみたなものくらいしか知識になかったのですが、ボードゲームの世界は奥が深い。存在も知らなかったゲームが山のようにあります。一生かかっても遊びきらないかもしれません。
おばけキャッチ Geisters Blitz
僕がオススメするのはこのおばけキャッチ(原題:Geisters Blitz)。ルールは3分くらいで覚えられるのですが、やってみると想定していたよりも難しい!上級者向けのルールまで加えると頭が混乱してきそうになります。
単純なルールなため小学校の低学年でもプレイ可能です。そして、運の要素がほとんどなく気づけるかどうかがポイントなので年齢差なくガチプレイが可能です。
プレイ時間はおおよそ10分くらいで終わります。ちなみにプレイ人数は2~8人と推奨されていますが、2人以上であれば何人でも問題ありません。
おばけキャッチの簡単なゲーム内容
カードに描かれている情報から対象となるコマを早取りするゲームです。正答するとそのお題のカードが手に入り、そのカードを一番多く獲得した人がゲームの勝者となります。
では使用するものや細かいルールをみていきましょう。
おばけキャッチで使用するもの
コマ
使用するコマは以下の通りです。
- 緑色の瓶
- 赤色のイス
- 白色のおばけ
- 青色の本
- 灰色のネズミ
以上がこのゲームで使用するコマです。色とコマの形はセットで覚えておくことが重要です。また、それぞれのコマは問題の回答の選択肢となっているため回答するときにはその該当するコマをつかみとります。
カード
全60枚のカードを全て使用します。コマに関わるデザインが用いられ、様々な絵が描かれておりその絵柄によってつかむコマが決まってきます。詳しくは次の章にて説明いたします。
カードに対する回答例
一言で言い表すのであればこのゲームは存在するもののコマを回答として取るゲームです。その例を見てみましょう。
コマと同じ色のものが描かれている場合
上の写真の通り、それぞれのコマと正しい色で写っているものがある場合はそのコマをつかみます。上の写真でいうと左から白色のおばけ、灰色のネズミ、緑色の瓶、赤色のイス、青色の本をつかむことになります。
コマと違う色のものだけが描かれている場合
上の写真の通り、コマと同じ色のものが描かれていない場合は色もコマの種類も記載されていないものをつかみます。例えば上の写真でいうと左からネズミ、本、イス、瓶、イスとなります。
一番左のカードをもう少し細かく見ていくと描かれている情報は
- 緑色のおばけ
- 青色のイス
以上が描かれています。どちらもコマとして存在しないものなので、緑色のモノでもなく、おばけでもなく、青色のモノでもなく、イスでもないネズミが正答となります。
尚、どのカードも対応するコマは必ず1種類だけとなります。回答が2つでることは絶対にありません。
上級者向けのルール
エクストラルールとしてコマをつかんで回答するのではなく、特定のカードにおいてつかむはずだったコマの名前を叫ぶというルールがあります。そのポイントは本が描かれているか否かということです。
本には声を!
基本的に問題に対して回答するルールに変わりはないのですが、何色であっても本が描かれている場合はつかむ予定だったコマの名前を叫びます。この時に誤ってコマを掴んでしまったらお手つきとなります。
また、カードに本が描かれていない場合は通常のルール通りコマをつかんで回答します。この時コマの名前を叫んでしまったらお手つきとなります。
例えば上の写真の場合左からおばけ(叫ぶ)、本(叫ぶ)、おばけ(叫ぶ)、ねずみ(つかむ)が正答となります。
ゲームの流れ
0.コマを並べて、カードを良く切りましょう
コマを丸くならべることが本来のルールですが、参加人数やテーブルの形状によって臨機応変に対応しましょう。カードはよく切ったら裏向きにして山札としてセットします。
1.順番をきめます
なんでも良いです。じゃんけんで勝った人から時計回りで良いでしょう。
2.カードを取ります。
カードを山札から引きます。表はまだ確認しません。
3.カードを表にします
このときは全員が平等に確認できるようにすばやく表をむけましょう。
4.お題の回答をします
コマをすばやく獲得しましょう。このお題の正答はネズミです。
5.山札がなくなるまで2~4を繰り返す
お題に正解した場合は自分が獲得したものだとわかるように目の前に積んでおきましょう。なお、1問に対して回答権は1人1回のため、誤答した場合はお手つきとなります。お手つきにはペナルティがあり、獲得したカードの山から1枚選んで正答した人に渡します。
もし、正答した人が一人もいなかった場合は誤答した人が全員誤答のペナルティで差し出す予定だったカードを場に出してまとめておき(この時正答されなかったカードも一緒にまとめておきます)次の問題に正答した人がこのまとめてあったカードも一緒に獲得することができます。
6.ゲーム終了
最終的に一番多くカードを獲得した人の勝利です。おつかれさまでした!
おわりに
以上、おばけキャッチについての解説でした。ルールの確認が初心者の方でもわかるようにこの記事を作成しました。単純なルールですが、地味に頭をつかうため丁度よい頭の運動になり、老若男女楽しめるとても良いボードゲームだと思います。
プレイ時間も短めなのでサクサクと遊べるのも良いところ。ハウスルールとしてもっと難しくするために山札をいくつかセットして取った山札によって獲得方法がコマを取るのかコマの名を叫ぶのかなんてルールをつけても面白いです。
そこらのおもちゃ屋さんではなかなか取り扱っていないため、できればボードゲーム専門店で購入するのが一番良いのですが、お近くにない方はamazonなどのネットショップからお買い求めてみてはいかがでしょうか。
関連:他のおすすめはラミィキューブ
同じく小学校低学年でも遊べるのがこのラミィキューブです。これはおばけキャッチよりも頭をフル回転しないと勝ち上がることができません。
スタート時に合計数30になるまで場に出せないという簡単な計算要素もありますが、これ以外はひらめき勝負です。父さん・母さんの威厳を見せるか、子供に頭の柔らかさを見せつけられるかプレイして見てそれを体験していただきたいところ。
このゲームについての詳しいことは下記の記事にてご紹介しておりますので、ご一読頂けたら幸いです。
関連:ニムトはルールも単純で気軽に遊べるカードゲームです
ただカードを並べるだけ。でもそれが簡単にできないというジレンマをかかえ、それが醍醐味なのがこのニムトというカードゲームです。場にでているカードよりも大きな数字しか出せないという単純なルールですが、それにほんの一手間の制約を加えるだけでルールは単純なのに複雑なゲームとなります。詳しくは下記の記事をご一読頂けたら幸いです。